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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。今年は、ワールドカップイヤーということで、老若男女問わず色々な方とワールドカップで盛り上がることができればと思っております!!どうぞ宜しくお願いします。

~プラネットサークル~スペイン代表を破ったアメリカ代表の戦術

先日のレアルマドリードアスレチック・ビルバオ一戦で、ビルバオのやっていた守備戦術について、リンクするようなことを先日知ったので紹介したいと思います。


スペイン代表を苦しめたアメリカ代表

アメリカ代表は、2009年コンフェデ杯で、世界王者のスペインを
2-0で破った。

なぜ勝てたのか?
そこには合理的な戦術と、近年
アトレティコマドリードなどでも取り入れられているという、非常に現代サッカーのトレンドでもある戦術が存在するのである。


上の図を見て頂ければ、理解できるのですが、中央の選手が2つの円の中に収まっています。

これが『プラネット・サークル』と呼ばれているものです。
この言葉は日本のあるメディアが半ば
無理やり言語化したワードであり
英語圏で使用されるわけではありません。

この戦術の目的は、
『徹底的に中央を防ぎ、侵入を防ぎつつサイドに追い込む』ことです。

中央に侵入されればされる程、円が
小さくコンパクトになり、縦と横の幅を
狭くするシステム
になっております。



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(アメリカ代表の「プラネット・サークル」)


図を見て頂ければわかるように、
中央が主戦場のスペインの中盤の4人に
仕事をさせないことが目的
であり、
その守備戦術によってスペインの中盤の選手もスペースのあるサイドに逃げて、
サイドでの揺さぶりをしようとしていた。

しかし、サイドに振られようとアメリカの中央の密着は崩さなかった

それによって何度もサイドからのクロスを
上げられるが、アメリカは空中戦の強いCBを配していたため、空中戦も
抑え込まれていた。

ある意味、CBの空中戦の強さという
基盤があるからできた戦術でもある。

まとめると、味方の位置を基準に
相手の位置によって円の大きさを変え
ボールがサイドに振られても
中央のスペースを塞ぎ続け、サイドを無視した戦術である。



その一方で、元イタリア代表監督の
アリーゴ・サッキが自身の守備の ポジショニングの戦術を
「味方・相手・ボール・スペースを基準点とすることで、守備時の動き方は決定される」と説明している。

サッキの理論と比較すると、アメリカは
ールとスペースという2つの要素を
中央を防ぐために無視したとも言える。



これは2009年のことだが、サッカーの
トレンドが日々変わりゆく現代では
効果的な戦術と言えるのであろうか?



現代版「中央密集型」

2010年ワールドカップでスペインを
破ったスイスのヒッツフェルト監督は
「ブラッドリーが率いたアメリカ代表を分析し、模倣したことが鍵となっている」と。
こう語ったことが、プラネット・サークルの有効性を示すいい例となった。


現代では、シメオネが率いるアトレティコマドリードの中央のタイトに
守る4-2-2の戦術が中央密集型の今とも
言える。



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(シメオネが練習時に使う変則ピッチ)

アトレティコマドリードの練習場では
上の図のように「6つのライン」が引かれており、外のスペースは広く
中央にはDF4人と中盤4人の守るスペースが示されている。

ブラッドリーが採っていた4人のMFで
中盤を守ることをピッチを区切ることにより、教え込んでいるのだ。
(アトレティコマドリードの守備戦術が
完全にプラネット・サークルを元にしているのではないが)



このように現代でも形を変えつつ
中央を4人で守る方法をアトレティコ・マドリード、また奇跡的なプレミア優勝を果たしたレスターなどが取っている。


中央のスペースの侵入を防ぐ対策としての
『プラネット・サークル』
今後も注目され続けるトピックスであろう。







これを知ってビルバオの守備戦術とリンクしたことで、よりレアルの負けた理由が
明確になり、守備について自分自身理解が
深まったのでよかったです。

ここまで読んで頂きありがとうございます

このブログが皆様のお役に立てれば
幸いです。

また明日!