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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。今年は、ワールドカップイヤーということで、老若男女問わず色々な方とワールドカップで盛り上がることができればと思っております!!どうぞ宜しくお願いします。

『14人のキャプテン持ち回り制』~ブラジル代表監督チッチ監督の人物像~

通常ゲームキャプテンとは
決まった選手がやっている。

キャプテンと言われるだけあり
監督の代わりに、フィールドで選手を
統率し、プレーで周りの選手の士気を
上げられるような選手が適任である。



レアルマドリードでは主にCBの
セルヒオ・ラモスがスペイン代表と同様に
キャプテンを務めている。




チームの勝利を思うがゆえに熱くなり過ぎる
こともあるが、最終ラインから選手を統率し
時には前線まで攻撃参加をして
チームの危機を救うチームのシンボル的な
選手なのである。


第2キャプテンのマルセロ、第3キャプテンの
クリスティアーノ・ロナウドなども同様に
キャプテンシーとプレーでの影響力は
レアルマドリードでは欠かせないものだ。





一方、ブラジル代表はどうだろうか?

かつてはドゥンガカフールシオなどの
カリスマ性のある1人の選手が
セレソン
歴代キャプテンを務めていたが、
チッチ監督が監督に就任してからは
様相が異なる。


チッチ監督は現在、14人もの選手に
キャプテンをやらせている。

どこのクラブチーム、代表チームも
やらないことを敢えて何故やろうと
しているのか?


そこにはチッチ監督のある想い
込められている。





『キャプテンを務めるなんて、なんて光栄なことなんだ!』


実は、チッチ監督がコリンチャンスの監督を
務めていたときの経験
が今のブラジル代表に
還元されているのです。


ある日、通常キャプテンを務めている
3人の選手を欠く状況になってしまいました。


当然キャプテンを代わりの選手に
任命しなければならなくなり、ある選手を
任命しました。


するとその選手は感動して
チッチ監督に向かって、こう言ったのです。




『キャプテンを務めるなんて、なんて光栄なことなんだ!』


この経験からチッチ監督は
もっと多くの選手にもキャプテンを任せる
『キャプテンの持ち回り制』を行いました。


この『キャプテンの持ち回り制』は
名誉のあることだと選手が思い喜び、
自身を鼓舞する以上に、ブラジル代表に
とってのあるメリットを及ぼすのです。


それが責任プレッシャーの分担です。


2014年のブラジルワールドカップでは
母国開催ということもあり、国民からの
過度な期待が選手達の過度なプレッシャーに

繋がり、それはエースであるネイマール
責任転嫁し、サポーターの期待を一身に
背負っておりました。



その結果、ネイマール頼みのサッカーが
ネイマールのケガと共に崩れ、ドイツに
歴史的大敗を招いたのです。



その経験とチッチ監督の経験を活かして
負けたとしても、『キャプテンが問題だ!

とならないように、その責任も分け合い
(共同責任)喜ぶときはみんなで喜び、
メリットと誇りも義務も分担しようという
のが、チッチ監督の考えであります。



その結果、様々な選手に主将を任せることに
よってあらゆる選手のリーダーシップを
引き出し、且つ普段は控えの選手が
試合に出た際に、キャプテンをやらせる
ことによりチームの中で自分が重要な存在
なのだと再認識させることができます。




一人一人の選手を大切にするチッチ監督の信念


サッカー選手も一人の人間である以上は
感情を持っている。


クラブチームでの処遇が良くなければ
クラブを出て行ったり、もしくは
練習不参加という形で強硬策を
取る選手もいます。


チッチ監督自身も選手時代に
監督に対して不満を感じていました。


スタメンではないときも同じように
指導をして、同じように注意を払って
欲しかった
と語っています。



それゆえにチッチ監督は選手に対して
まずは尊敬する。

そのうえで思うように選手を起用する。


レギュラーである選手もそうでない選手も
皆等しくしっかり見ている。



例えば現在バルセロナにいる
パウリーニョがいい例である。


セレソンでの活躍のある選手であったが
トッテナムでは、戦術的な理由でフィット
できず
、中国行きを決めました。



中国リーグに行くということは
自分のキャリアを棒に振り、生活や待遇を
優先するということが多く、それは実質
代表引退を意味するのです。


そんななかでもチッチ監督はパウリーニョ
見捨てなかった。


自身のアシスタントコーチを中国に
派遣してパウリーニョを視察しに行かせた。



『彼は技術的に凄くいい。2013年の
コンフェデ杯コリンチャンス時代のように
プレーできる。しかもフィジカル的には
より完璧な選手になっているし、より成熟
している。』


とアシスタントコーチはチッチ監督に語り
セレソン復帰だけではなく、バルセロナへの
入団をも果たした。


そんなチッチ監督の情の深さは
選手にも伝わるものです。


南米予選の最終節の後ダニエル・アウベス
現在の成功の要因を聞かれた際に
こう答えました。


『チッチだ。僕らは成長するためにチッチの後に続いた。そしてこれからも
彼に続く。最大の目標を達成するために。』



ビジネスの世界でも
出来のいい部下にだけ優遇する上司よりも出来・不出来に関わらず、面倒見のいい
上司のほうが組織としての人間関係も
上手く行くし、そういった職場のほうが
仕事の面でも組織としての効率性や生産性が
上がる。



選手と監督の信頼関係こそが
効率的に戦術理解が進み、監督のしたい
サッカーの実現、そして最高の結果を
生み出すのだ。


人との出会いも一期一会。

いい監督、いい選手が揃って初めて
最高の結果が生まれる。

今のブラジル代表は、そう簡単には
負けないだろう。





今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。

ではまた!