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サッカーをこよなく愛する人、特にレアルマドリードを愛する人を笑顔にさせることを目的に書いているブログです(^^)レアルマドリードの試合を中心に、個人的な意見や独自の角度からの分析をしていきたいと思っております。今年は、ワールドカップイヤーということで、老若男女問わず色々な方とワールドカップで盛り上がることができればと思っております!!どうぞ宜しくお願いします。

EURO制覇後も更に進化し続けるポルトガルと新たな化学反応~『チーム・ロナウド』から『ダブル・シウバ』の台頭~後編

今回は前回の続きであるポルトガル代表の紹介の
後編です。

前回の前編を読んでない方はこちらから
お願いします↓

EURO制覇後も更に進化し続けるポルトガルと新たな化学反応~『チーム・ロナウド』から『ダブル・シウバ』の台頭~前編 - マドリディスタのマドリディスタによるマドリディスタのためのブログ⚽




目次

ポルトガル代表の戦術とは?

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ポルトガル代表は基本的には[4-4-2]
使います。


前回も紹介したようにサントス監督は
守備的な戦術が特徴であり
ポルトガル代表でもその緻密な守備戦術を
植え付けています。


ロナウドや有望な若手の台頭による
攻撃の厚み組織的な守備力という部分で
ポルトガル代表は一つのチームとして
完成しつつあります。


その中の守備戦術に当たっては
プレーゾーンによって臨機応変に守り方を
変える組織的な守備をします。


高い位置(敵のビルドアップ時)では
ボール保持者にプレシャーをかけミスを誘い
中盤でも前線と連動した守備のプレスをかけます
低い位置(最終ライン)までボールを運ばれると
ゾーンで守り、中央の守りを固めます。

バイタルエリアにボールを運ばれても
中央を固めることによりサイドに誘導し
クロスを上げさせて、空中戦の強いCBで守る
というフィジカル的な強さも兼ね備えています。


その守備力は既に
EUROでフランス代表から1点を守り切った
という結果にも表れています。


また、ロナウドは前線から中盤への
パスコースを切りながらのプレスはしますが、
一度最終ラインより前にボールが渡ると
守備を止めて、前線に一人残ります。



それはボールを奪ってからのカウンターで
前線のロナウドにボールを預け、チャンスを
作るカウンターというのもポルトガル代表の
大きな武器でありボールを奪ってからの
ショートカウンターロングカウンターという
守備から攻撃への切り替え、
つまりポジティブトランジションという部分でも
ポルトガルの怖さがあります。



攻撃で言うと、やはり若手の有力な選手の台頭により
前線の連携のレベルが非常に高いです。


ベウナウド・シウバマンチェスターシティ)、
アンドレ・シルヴァACミラン)という
若手のホープがW杯でどれだけ成長できるかにも
注目です。


基本的にはサイドポルトガル代表の主戦場です。


ビルドアップの際には現代サッカーでスタンダードと
なっているSBが高い位置まで上がり、
CBが幅を取って広がり中盤からアンカーの
選手が降りるシステムを採用しています。


しかしCBのペペ、ジョゼ・フォンテには
足元の技術がなく、アンカーのカルバーリョ
守備的なMFなので、前線からプレスをかけてくる
相手に対しては中央での主導権を握れません。


なので、サイド経由でボールを運び
前線まで運んだら、ボールサイドのSB、
WG、2トップの内の1人の連携で得点を
決めるのが主な攻撃パターンです。



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また数的優位、位置的優位を作るには
サイドバックの攻撃参加がある意味
生命線でもあります。


SBはWGの位置に合わせて
アンダーラップ(図①)、オーバーラップ(図②)
を使い分けサイドで優位性を作ります。


《図①》
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《図②》
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ポルトガル代表の課題

実は前線の選手の中で2トップを除くと
決定力の高い選手がいません。


ベルナルド・シウバやモウチーニョ
ジョアン・マリオはいずれも局面をパスやドリブルで
打開すること
はできますが、それがフィニッシュに
繋がるプレーというのは、滅多になく得点は
ロナウドアンドレ・シルヴァに依存しています。


グループステージはロナウド
マークされようが、強引にペナルティエリア
持ち込みシュートという得点パターンも
機能する
とは思いますが、決勝トーナメントとなれば
カウンター一辺倒のサッカーに陥る可能性は
否めません。


メンバーを入れ替えるというよりは
フォーメーションの変更、戦術の変更という
戦術的なオプションを複数持つこと
相手を攪乱することにも繋がり
それが現実的な解決策なるでしょう。


グループステージは
強豪スペインユベントスのCBベナティアがいる
堅守が売りのロッコアジアのFIFAランク最高位の
イランと同組のB組です。

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例えグループステージをスペインに敗れ
2位突破した場合、決勝トーナメントで当たるのは
南米の強豪ウルグアイです。

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なので1位で決勝トーナメントに
進出してサウジアラビア、ロシア、エジプト
のどこかに当たれば、順当にベスト8には
進めるでしょう。





ポルトガルサッカー界の英雄とポルトガルの人に
聞くと名前が多く挙がるのは、ロナウドではなく
ポルトガルサッカー界のレジェンド、
フィーゴである。


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FCバルセロナからレアルマドリードへと
世界最高峰のクラブに渡り
、キャプテンとして臨んだ
EURO2004ではキャプテンとして活躍して
優勝は逃したものの準優勝まで導いき
ポルトガル歓喜の渦に包ませた、
あのフィーゴである。


ロナウドの地元のマディラ島の空港は
ロナウドの功績や貢献を称えて
『マディラ・クリスティアーノ・ロナウド空港』
という名称であり、またロナウドに憧れて
サッカー選手になりたいポルトガルの子供たちが
多くいる
ことからわかる通り、ポルトガル国民
にとっては偉大な存在なのは確かである。


それでも尚フィーゴの背中は大きいのである。

どうしたら超えられるのか?


それはEUROに続く、W杯の優勝である。

EURO準優勝というフィーゴの記録は既に
塗り替えた。

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次はもう一人のレジェンド
エウゼビオが導いた1966年の
イングランドW杯の3位という記録を
ロナウドが優勝という結果で塗り替えれば
間違いなくマディラ島、ポルトガルの英雄は、
正真正銘ロナウドになるであろう。


ロナウド32歳ということもあり最後のW杯
ということも、自ら自覚しているだろう。


ベスト8の先にはアルゼンチン、フランス
ブラジル、ドイツ
などの強豪が
待ってるであろう。


EURO優勝したにも関わらず、
下馬評が低い世界中を、そしてポルトガル国民を
驚かせ、歓喜の渦に巻き込め。



今日も読んで頂きありがとうございます。

このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。


ではまた!


次回は、アルゼンチン代表を紹介したいと
思います。